
クラウドがインフラとして注目を集め続ける現在でも、中小IT事業者がWebサービスの基盤として「さくらのVPS」を支持し続けていることが、最新の利用者アンケートから明らかになりました 。
AWSやGCPなどのクラウドサービスが普及する一方で、「VPSを選ぶ」という判断の裏には、クラウドでは満たしにくい「中小規模ならではの要件」がくっきりと浮かび上がっています。
さくらのVPSとは?クラウドとの違い
さくらのVPSとは、さくらインターネットが提供する仮想専用サーバー(VPS: Virtual Private Server)サービスです。
一方、クラウドはリソースの拡縮やマネージドサービス、ネットワーク構成機能などが充実しており大規模なシステム構成でも対応することができます。その反面、システムコストも管理コストもVPSと比較すると高くなります。
VPSは機能を必要最小限に抑え、動的な拡張機能を持たないこと、安価な定額制によって運用コストを抑えることができ、結果としてクラウドより安く提供できるのが大きな特徴です。
■ 多くの中小IT事業者がVPSを選ぶ現場のリアル
アンケートはさくらのVPSの利用ユーザーに対して下記の概要で実施させていただきました。
調査概要 調査方法:インターネット上でのアンケート調査 調査対象:さくらのVPSをビジネス利用されている982人 調査実施日:2025年9月8日〜23日
アンケートの回答者の約7割は IT・情報通信業 に属し、従業員300名以下・売上5億円未満の中小企業が多数を占めています 。
また、利用用途では 約8割がWebサイト・Webアプリ公開 を選択しています。VPSが主な用途を読み取ることができます。
「担当者自身が導入判断から構築・運用・支払いまで一気通貫で対応」
というケースが多く、扱いやすいインフラが求められている点も特徴的です 。


■ クラウドの方が便利なのに、なぜVPSのサービスも伸びるのか?
アンケートから読み解く3つのキーワード
1. 圧倒的に『コストが決め手』
利用開始の決め手として 約7割が「利用料金」と回答し、ダントツ1位でした 。
クラウドはスケーラビリティが高い代償として、予算管理が難しかったり、シンプルな構成で使うと割高になりやすい課題があります。
その点、月額定額で予測しやすい料金体系を持つさくらのVPSは、中小規模のWebサービスと相性の良さを発揮します。
同程度のスペックのサーバーインスタンスの維持費用において、一般的なクラウドと比較すると半分ほどにコストに削減できるケースも多く、そういった面もさくらのVPSが選ばれている理由になっていると思われます。
(参考) クラウドインスタンス(4GBメモリ) と さくらのVPS(4GBメモリプラン)の比較
| 項目 | クラウドインスタンス(4Gメモリ) | さくらのVPS (4Gメモリ) |
|---|---|---|
| インスタンス料金 | 約 6,108円/月 | 3,227円/月 (石狩/12ヶ月まとめ払いの場合) |
| ストレージ | EBS追加必須(約1,560〜2,000円) | 200GB SSD込み |
| データ転送 | 100GB超過で課金 | 無制限※(通常利用の範囲を想定) |
・クラウド:約6,108円/月+「追加ストレージ」+「超過データ転送量」の合計
・VPS:3,227円/月
サーバーインスタンスの費用比較でVPSは半額ほどになります。
2. 『安定して稼働する圧倒的な安心感』
「安定性・可用性」は 「利用料金に次ぐ2位の決め手」 であり、
満足度においても 最も肯定的な評価が多い項目 となっています 。
「長期間の停止がない」「予期せぬ不具合が起きにくい」
こうした声が多く寄せられ、VPSの基盤として求められる「止まらないこと」に対する評価が非常に高いことが読み取れます。
中小企業にとってインフラ停止は事業リスクに直結するため、高い安定性を定額で確保できる点は強力な魅力と言えるかと思います。
3. クラウドほど複雑ではなく『扱いやすい』
中小IT事業者では、少人数で開発から保守まで担当するケースが多く、
「シンプルで分かりやすく、すぐ使える基盤」が求められています。
アンケートでは下記のような構造が見えてきます。
1. VPS利用者の多くが 中級〜上級の運用スキルを持つ
2. 一方で 複雑すぎる管理は求めない傾向がある
VPSではサービス内容がシンプルであるため、詳細機能や概念を理解する必要がなく、
「ちょうどよい自由度と操作性」 が強みとして評価されています。
4. 「選べる国内3リージョン」による『災害リスクの分散』
アンケートでも選択理由として挙げられた「選べる国内3リージョン」 は、
中小IT事業者にとって 事業継続性(BCP)の観点で実は非常に重要なポイントです。
1. 地理的に離れた複数リージョンに環境を構築することで 災害時のリスクを分散 できる
2. 同一国内で完結するため レイテンシが安定し、法規制の面でも安心
3. 契約時にリージョンを指定できるので1つのサービス内でDR(災害復旧)構成が設計できる
VPSでありながらも、リージョン設計も可能であることが、中小規模のIT事業者にとって事業継続性を確保できるという大きなメリットとなっています。
またさくらのVPSをはじめさくらインターネットのサービスの多くはインフラが国内で完結していることも情報の取り扱いや機密性においては大きな意味があります。

■ 中小IT事業者が抱えるニーズと、さくらのVPSが応えるポイント
アンケートの自由回答には、以下のような声も寄せられています。
1. 他社では真似できないほど自由度が高い
2. メンテナンスやアップデート時の案内が分かりやすく、ダウンタイムが少ない
3. 日本企業であること、サーバーが全て国内、運用の安心感、
4. FileMaker、FreeBSD、IPv6など特定要件が実現できる
中小IT事業者は、ただ安ければ良いわけではありません。
『必要な自由度を確保しつつ、安定した基盤を低コストで利用したい』
という、バランスの良さが最も重要視されています。
要件に合わせたサーバー選びをすることが大切
今回はさくらのVPSのユーザーアンケートをもとに、どういったお客様にどのような点でさくらのVPSが選ばれているのかをご紹介しましたが、クラウドやレンタルサーバー、VPSなどお客様の要件に合わせて最適なサーバーを選んでいくのがビジネス成功の近道であることは間違いありません。
さくらのVPSでは、クラウドへイメージをコピーできる機能やハイブリッド接続でさくらのクラウド、専用サーバとローカル接続する機能などもあり、要件変更にも柔軟に対応できます。
■ まとめ:クラウド時代でも「コスト × 安定性」でVPSという選択肢は強い
アンケートのまとめは下記になります。
1. さくらのVPS利用者の多くはWebサービスなどにVPSを利用
2. コストと安定性を理由に選ぶ方が非常に多い
3. さらに クラウドほど複雑ではなく扱いやすい点が、中小規模の現場ニーズと合致
「コスト」と「安定性」を重視するなら、クラウド全盛の現在でも『さくらのVPSを選ぶ理由は十分にある』と考えられていることが浮かび上がります。
中小IT事業者の現場に寄り添い続けてきた『さくらのVPS』だからこそ、
「必要なものを、必要な形で提供できる安心の基盤」として選ばれ続けているという状況が読み取れます。
また「さくらのVPS」は「さくらのクラウド」と接続して使うことができるため、必要な機能をさくらのクラウドで実現することもできます。
「さくらのVPS」から「さくらのクラウド」への移行も手軽にできる仕組みも用意されているため、将来の拡張を見越しながらもまずは「さくらのVPS」で小さく始めるという方法も取ることができます。
まずはご自身のやりたいこと、実現したいことを考慮した上で、さくらのVPSの1つの選択肢として選んでいただけたらと思っています。
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